七草粥は、1月7日に食べるというのが一般的です。昔の中国では、1月7日は「人日」といって人を大切にする日とされ、「人日の節句」として五節句のひとつとされてきました。
この日には、7種類の野菜をいれた汁物を食べて、無病息災を願ったとされています。
日本では、お正月に若菜を摘んで食べる「若菜摘み」という風習があり、人日の節句の風習が日本にも伝わり、1月7日に七草粥を食べるようになりました。
お正月のごちそうにつかれた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあるため、1月7日に七草粥を食べる事が定着していったようです。
七草粥
2024年1月10日